問4 長文の解説
やはり、試験問題は、静岡県教育委員会のホームページに公開されているものを参照してください。以下から参照(ダウンロード)できます。
英語検査問題(令和6年3月5日実施) (PDF 268.4KB)
問4 最後の長文です。
8段落からなっており、問3まででは出てこなかった文法や会話表現などを含み、中学校で学習した英語を長文の中でしっかり読み解けるかが大切です。
第1段落 健(Ken)と私(Shiho)はクラスメイトで、健は近くに住んでいる。10年来の 友人である。健はテニスが得意である。
文法 have been 現在完了形 過去の一時点から現在までの継続
be good at -ing. ーが得意である
第2段落 ある日、体育の授業でテニスをしたが、私は初めてだった。最初に、先生と健がボールの打ち方を見せてくれた。それからみんなはラケットを(持って/握って)練習を始めた。
問題(1)a. (hold) は 文脈上過去形 なので "held"
後ろの started からも過去形だと判断できる。
私は健と練習した。健はゆっくりボールを打ってくれたが私は打ち返せなかった。何回もやって最善を尽くしたが、ボールを打ち返すことは難しかった。
第3段落 体育の授業終了後、私は健に次のように言った。「今日は十分テニスの練習ができなかったね。なぜなら
問題(3)「A」 I couldn't play tennis well
健は、「心配しないで。誰でも最初は初心者だから。その代わりに(心配する代わりに)何か新しいことに挑戦するのを楽しんで」と言った。健の言葉は私にもう一度テニスをしようという力を与えてくれた。
第4段落 体育の授業で、私は前向きになることを決めた。健や他の友人になぜ上手くボールを打ち返せないかを尋ね、色々な練習を共にした。
ついに授業の最後で
問題(3)「B」 I could play return a ball.
「ついに」とあるので、ボールが打てたと考えられ、次の文章からもラリーができていることがわかる。ボールは健に届いた。健はそのボールを打ち返してくれた。私もそのボールをもう一度打ち返した。それはワクワクする経験だった。
第5段落 次の朝、私が学校へ行くと健がキーボードをとてもゆっくり弾いていた。私が、「キーボードの練習をしているの?」と言うと、健は次のように言った。「駅にピアノがあるのを知ってる? 先月、そこでとても上手にピアノを弾いている男の子を見たんだ。それでキーボードを練習しようと決めたんだ。私は「キーボードの弾き方を習ったことないでしょ。難しいよね。」と言った。健は、「そうなんだ。あの男の子のように、指が速く動かせない。でも何か新しいことに挑戦するのを楽しんでいるよ。」私は体育の授業で健が言った言葉を思い出した。
第6段落 1ヶ月後、体育の授業の後で健と話をした。「授業でテニスをするのはとっても楽しかった。でも終わりだね。健は以下のように言った。「もしそう思うなら、町のテニスチームに参加したらどうかな?私の祖父も毎週日曜日にそのチームでテニスをしているよ。参加者は皆君よりも年上だけれど、親切です。」
問題(1)b. (old)を適当な形に
old は形容詞 後ろに than があり、比較級を求めているので、"older"
私は、興味があるので参加したいと伝えた。
第7段落 次の日曜日の朝、私はテニスティームの練習に参加するため、公園へ行った。中学生はいなかった。しかし、メンバーは友好的で前向きだった。健のお爺さんは私に次のように言った。「次回はボールを打ち返せる確信があるんだ。私は「自分自身」を信じているよ。」
第8段落 練習後、私は次のように考えた。「私が何でもできると信じることは何か新しいことを楽しむのと同じくらい大切なんだ。 新しいことを始めて上手くできない時、これを思い出すべきなんだ。」
問題(2) ① They have been friends for 10 years. / For 10 years.
② Because they were friendly and positive.
問題(3) 解説済み ウ
問題(4) 解説(和訳)済み 駅でピアノをとても上手に弾いている少年を見たこと
問題(5) エ I wish I could play tennis more. 授業でテニスが終わるがもっと練習したいーと言う文脈から
文法 I wish. 仮定法過去 (後述)
問題(6) 解説済み
私が何でもできると信じることは何か新しいことを楽しむのと同じくらい大切であること。
問題(7) ア
ア 健は志保が新しいことを挑戦するのを楽しむ手伝いをした。
そして彼女はテニスをすることに前向きになった。
イ 志保は最初テニスを全く楽しめなかった。それで先生は彼女に色々な練習を試みるように言った。
ウ 健は1ヶ月間とても一生懸命キーボードを練習した。それで彼はその男の子のように速くキーボードを弾けるようになった。
エ 志保と健は試みたいと思う新しいことを見つけた。それで彼らは行動を起こそうと互いに助け合った。
【文法の基礎】
まず品詞がわからないと文型が説明できません。
言語には山ほど単語がある。
働きによって8つ(ここでは)分ける。8品詞とも呼ぶ
- 名詞ー人 物の名前など Tom
- 代名詞ー名詞を言い換えたもの He
- 動詞ー 動作や状態を表す
自動詞ー補語しか取らないもの
他動詞ー補語・目的語 取るもの
( 補語 目的語については後述)
- 形容詞ー 状態を表す 名詞を修飾 補語になる
- 副詞ー 動詞 形容詞 他の副詞 文全体を修飾
- 前置詞ー 後ろに名詞(代名詞)を取り、形容詞句 副詞句になる (句につては後述)
- 接続詞ー 語と語 句と句 節と節を結ぶ
- 間投詞ー 感情などを表す
(句ー2語以上で意味を持ち、名詞・形容詞・副詞の働きをする。)
(節ー2語以上で意味を持ち、名詞・形容詞・副詞の働きをする。
その中に主語と述語+α を持つ。)
文とはーメッセージが伝わるもの
誰(物)がどんな状態だ
誰が(物)が〜動作をしている
文には5つの型があり5文型と呼ぶ。
S-主語 V-述語動詞 C-補語 O-目的語 (M-修飾語)
第1文型 S V (M). 例 Birds sing (merrily). V-自動詞
第2文型 SVC. S=C. 例 He is Tom. He is kind. V-自動詞
第3文型 SVO. S とO はイコールでない。 例 I love you. V-他動詞
第4文型 SVOO. 目的語が2つある。
考え方 もと3文型 SVO. V何〜をあげる 動詞
例 Tom gave a ring. SVO 第3文型
しかし、誰にあげたのか が欲しい情報
Tom gave a ring to Mary. SVO M
M 修飾語句(副詞句)の to Mary. は必要な情報 よってa ring の前に出た
Tom gave Mary a ring. 普通
Maryはher の方が自然
S. V. O 人 O 物
第5文型 SVOC. 注意C補語は2文型と5文型のみ S=C のようにここではO=C
例 I think him kind. i think that he is kind.
問4 で注意すべき構文 文法
〇第2段落
第4文型
Our teacher and Ken showed us how to hit the ball.
S. S. V. IO. DO. IO-間接目的語(人) DO-直接目的語(物)
私達の先生と健は 私達にどのようにボールを打つか(ボールの打ち方)を見せてくれた。
how to不定詞- どのように〜するかということ 名詞句
第2文型
hitting the ball back to him was difficult for me.
S. V. C. M
hitting 動名詞 打つこと
〇第3段落
第3文型
enjoy trying something new.
V. O
trying 動名詞 動詞の性質を残すので目的語something new 新しい何か を取っている。
第4文型
His words gave me power to try tennis again.
S. V. IO. DO
to try 以下は不定詞形容詞用法 前のpower を修飾
〇第4段落
第5文型
I asked Ken and the other classmates why I couldn't hit the balls well.
S. V. IO. IO. DO
why S V. は名詞節 なぜ私がボールを上手く打つことができなかったかということ
That made me excited.
S. V. O. C
そのことは私をワクワクさせた。
That は物主語ー全文より
made 使役動詞 〜に〜させた
excited は他動詞 excite の過去分詞 受け身の意味を持つ形容詞ーC補語
〇第5段落
I saw a boy who was playing it very well there.
S V. O. [ 関係代名詞節=形容詞節 主格 ]
who was playing it very well there
whoはa boy
全文のa boy と同じ 主格で人の関係代名詞who——- で前の名詞a boy を修飾
〇第8段落
Believing that I can do everything is as important as enjoying something new.
S V. C
第2文型 SVC. Cに形容詞の比較級
主語 that節(名詞節) を信じること
Believing that I can do everything
(訳) 私が何でもできるということを信じることは
慣用表現 as 形容詞 as 〜 〜と同じくらい
動名詞主語 as important のas は副詞で 同じくらい という意味
形容詞important を修飾
as enjoying something new
この as は接続詞 〜ように 後ろに文がきている。(is important. 省略)
動名詞主語 as enjoying something new is important.
接続詞 S. V. C
(訳) 何か新しいことを楽しむことが重要であるのと同様に(同じくらい)
なお、回答も静岡県教育委員会のホームページに公開されています。
正答・正答例並びに採点基準及び採点上の留意事項 (PDF 238.9KB)